釧路市立博物館は、動きのある展示を通して、先史時代から現在までの釧路について語ってくれます。その分野は、考古学、地質学、自然、人類史にわたります。氷期における動物の移動、釧路湿原の形成、アイヌ文化、そして日本列島の他地域からこの地域に早くから移住してきた人々について学びましょう。この博物館は、釧路出身の建築家である毛綱毅曠 (1941~2001年) が設計し、1983年に竣工しました。翼を広げた鶴を模しています。この設計は、釧路に住む稀少なタンチョウを表しています。 釧路と氷期 釧路の地形は、氷河作用、海面の変化、および火山活動の影響を受けてきました。時間をかけて、湿原や多様な海洋環境などの独特な景観が発達しました。 約3万年前、最終氷期の中でも最も寒かった時期に、北海道は樺太島を介してユーラシア大陸とつながっていました。それにより、マンモスなどの動物が、現在の北海道に渡ってきました。これらの種の一部 (キタサンショウウオなど) は、現在も釧路地方に住み続けています。 釧路地方の動植物 釧路湿原は、原始的な低地環境です。釧路湿原は、多くの稀少・固有な動植物の生息地です。絶滅が危惧されているタンチョウ (学名: Grus japonensis) の集団が日本で唯一定住しているほか、最終氷期から生き残っている種もいます。 釧路湿原には1,