月桂冠大倉記念館は、1909年に建てられた酒蔵を改造した建物内にある。1982年に開館し、伏見の日本酒造りの包括的な歴史を紹介している。月桂冠の歴史的な製造プロセスで使用された約400の道具が常設展示されている。記念館は、笠置屋醸造所として設立された1637年から1890年代のブームを経て現在に至るまで、月桂観の歴史をたどることができる。 記念館の入り口は、大正時代(1912〜1926)の酒屋のレプリカで、記念館と内蔵酒造場の間の中庭には、巨大な年代物の木製の酒樽が展示されている。 内蔵には発酵室があり、1年を通して約40キロリットルの日本酒が生産されている。これは1637年の会社全体の年間生産量とほぼ同じである。発酵室には、発酵酒が入った巨大な蓋のない桶がいくつかある。 もろみが発酵する様子は、桶の横の特別なガラス窓越しに見ることができる。 記念館の建物内には、19世紀末に工業化するまで、日本酒を醸造するために使用されていた酒造用具類が工程ごとに展示されている。また、月桂冠の日本酒の詳しい歴史、特に玉の泉ブランドの展示がある。パッケージやグラフィックデザインのファンは、何世紀にも渡り、酒瓶や広告素材がどのように進化してきたかを楽しむことができる。「日本製」というラベルが付いた非常に珍しいボトルや、70センチ以上の高さがあるボトルもある。 後者は広告目的でのみ使用されたもので、もし